日々の技術雑記

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ダヴィンチ mini w+ 3Dプリンタレビュー ①所感

 はじめに

初3Dプリンタとして、ダヴィンチmini w+を1ヵ月ほど使用してみたのでレビューします。

 最初に言ってしまうと、買ってすごくよかった。我が家は子供がいる家族ですがみんなで楽しんでます。

 

 

XYZプリンティング 3Dプリンター ダヴィンチ mini w+ ホワイト 組立済み wifi接続 オートキャリブレーション 8kg以下の小型ボディ 造形サイズ150×150×150mm 3FM3WXJP00H

 

なぜ初3Dプリンタにこの機種を選んだかというと、

  • 組み立て済がいい
  • 入門機の安いものがいい

の条件で探していて、購入時(2021/07)価格が28,000円程度だったことで決めました。筐体のデザインがよかったところも気に入ったポイント。3Dプリンタは無骨なデザインなものが多いですよね。

 この機種最大のネックはフィラメントにNFCタグが組み込まれていて、高い専用フィラメントしか使えない点です。どのくらいフィラメントを消費するかも未知数だったので、そこは置いといてとりあえずポチった次第です。

 

1ヵ月使って見えてきたことを良いところ・悪いところとして挙げてみます。

良かったところ

・組み立て済ですぐに使えた

箱から出して、固定部材を外して、プリントモジュールの取り付け(はめるだけ)、ガイドチューブの取り付け(はめるだけ)ですぐに印刷までたどり着きました。

 

・コンパクトサイズで置きやすい

PCデスクの上、夫の書斎等転々としましたが、カウンターの端っこにちょうど乗っかったので無事定着。いろいろな場所を試せたのもコンパクトサイズだったからですね。

 

・入門機と舐めていたがきちんと造形できる

精細に設定した際の積層ピッチは0.1mmでかなり綺麗です。

Thingiverseからもってきたシリカゲルケースですが、こんな感じのねじ込み式のキャップなんかもちゃんとはまります。これは積層ピッチ通常(0.2mm)で出力した気がします。通常でも十分綺麗。

 

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データはこれ:Silica gel - container (+ v2) by kpawel - Thingiverse

ちなみにこのクリアグリーンのフィラメントはプリンタに付属してきたやつです。他の色がついてくることもあるらしいよ。

 

・印刷フローがわかりやすい

ダヴィンチminiは本体に画面がついていないので、パソコンのXYZmakerSuiteというソフト内のXYZprintというアプリケーションで行います。

フィラメントのロード・アンロード操作やスライスデータの作成、データ送信、印刷開始や印刷状況の確認・・・とりあえずXYZprintで全部やるというのはわかりやすいと思います。ソフトもとっつきやすい印象。

スライスソフトは設定項目が少ないというレビューも見たので、玄人向けではないのでしょうが私は今のところ十分です。

あとはこのXYZprintのアップデートでうまく印刷できなくなるなど聞いて警戒していましたが、安定して使えています。おそらく過去バージョンの話?

  

悪かったところ

 ・印刷サイズが小さい(最大15cm立方)

「とりあえず入門機としては1辺15㎝あれば結構いろいろ出力できて困らないよ」みたいなことをどっかで読んだんですが、そんなことなかった。

例えば、GoogleHome miniのホルダーはサイズオーバー。

オブジェクトを回転で斜めに配置すればぎりぎり入るもののサポートや積層方向の問題もあるので・・・。 

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データはこれ:Outlet Mount for the Google Home Mini by Yelt - Thingiverse

 

SwitchLiteのグリップも余裕のサイズオーバー。

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データはこれ:Nintendo Switch Lite Grip by icefox1983 - Thingiverse

 

コンパクトで良いとも思っているのでトレードオフですね。

 

・フィラメントが専用のものしか使えない(※)

分かったうえで購入したので覚悟してましたが、やはり高い。

色や温度、残量を管理しているNFCタグがフィラメントのリールの中心についているので、純正品以外のフィラメントは使用できません。純正品フィラメントでも残量が0と認識されるといくら残っていても使えなくなります。

純正品が600gで公式ショップ価格4,048円。(Amazonは時期によりけりだけどだいたい同じくらい)

他社製は1kgで2,000円程度~なので、倍以上の価格差があります。

この1ヵ月で毎日のように印刷して、プリンタに付属のおためし品300gと純正品600g x2(クリアホワイトとタフの黒)を使用しました。1ヵ月で1万円分ほど使ってる計算になります。

(※)NFCタグについては内容が解析されており、他社製フィラメントを使用する抜け道があります。自己責任で試したのでそのうち別記事にまとめる予定。

 

・音はそこそこなる

在宅勤務の関係で物置部屋が仕事部屋になっている関係で、最終的に生活空間に置くことになりました。

音はちょっとうるさいので基本は夜に出力。日中に印刷しても我慢できないほどではないですが、テレビの音は2~3大きくしないと聞こえづらくなります。

 

使いやすい良い機種です!

正直この価格の3Dプリンタでこんなにきちんと使えるものかと感動しました。

モデリングはプリンタを買ってからfusion360チュートリアル動画見ながら勉強して、簡単な造形なら作れるようになりました。掃除機のアタッチメント用ホルダーとか、割れた部品の修理パーツとか作れて便利です。

今は水耕栽培用のパーツ造りをいろいろやってみてます。Thingiverseのデータを出力するだけでも楽しいですしね。

おすすめですよ~。

 

 

 

PlayConsoleでアプリを非公開にする

PlayConsoleでアプリを非公開に設定する方法(2021/07/14時点)

 

PlayConsoleはちょこちょこ変わるので、以前と場所が変わっていて自分では探し当てられなかったのでメモ。

 

 

  • 左側のペインで[すべてのアプリ]をクリックして変更するアプリを選択し、変更するアプリをクリックします。
  • 次に、左側のペインの[設定]オプションで、[詳細設定]をクリックします。
  • 次に、上部の[アプリの可用性]オプションで、[公開]または[非公開]を選択します。
  • 次に、右下の[変更を保存]をクリックします。

 

 

参考

www.quora.com